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夢虫
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軽く一週間経っていますね・・・ あああ、本当時間の過ぎる感覚がおかしい;
しかし、先週は本当にずっと眠たかった・・・!早く寝ろって話なんでしょうけれど;
それでも1時には床についていたんですよ。ただ異様に睡眠時間を必要とするだけで(笑)
うーん、花粉のせいというのも無きにしも非ずという感じもいたしますが。
今年は空気が重たく感じるくらいに花粉の存在がわかります。
目とか鼻に来る症状はそこまで酷くはないのですが(とは言いつつ鼻と口はがさがさに赤くなっています・・・)、外に出たときに息がしにくいとか、目に入るとか、体が痒いとか重いとか、そういった今まで感じなかった部分に反応が見て取れます。ううう、早く春が終わらないかなー・・・(こらこら
そう言えば、生まれて初めてマスクすると呼吸が楽だと思いました・・・!(笑
やっぱり優れ物だったのだと思わず見直してしまった(大笑 でも本当に効果抜群。

まぁ、そんな感じで日々をぼんやり過ごしておりました。
ぼんやりし過ぎて、うっかり週の半ばには眼鏡を踏んづけて壊したりね・・・
つるが根元よりねじ切れました。 ・・・もう笑い話でしかありませんね。
まだ保障期間で良かったです。

そしてそして!おえかきバトンなるものを回してもらったりですね・・・!!
手ブロで日頃良くしてもらっている方より頂いちゃいました。うおおお、何だか色々なメーターが吹っ飛んでしまって・・・!
可愛いリンのサムネイルに惹かれて飛んでいった先に、自分の名前があって!思わず目を擦ってしまった(笑 ああ、こういったつながりができるというのは、本当に嬉しいことです。うう、頬の筋肉が緩み放し・・・;
お題に「リンorレン+花」と頂きまして、「リン&レン+ミモザ」となりました。
花に埋もれてもらおうというのと、お互いの声を響かせ合っているのがイメージ。
2人の「声」というのは0と1の電子の世界の物なのだと思うと不思議で、
それだからこそ、「声」を具象化して遊んだりとかありかなと思いまして。
歌うと花が咲き乱れていくのって楽しそう。うん、花というモチーフは楽しいですね。
うっかり花に埋もれ過ぎちゃいましたが、楽しそうには描けたかしら??
飛びます


*10日以降ぱちぱち拍手頂いておりました。ありがとうございます・・・!
今週は3連休もぎ取りましたので(というか本当はちゃんと休みだったのに!)、ちょっくらHPの更新考えます。

えとえと、これから先、表題に書いた通りのままの内容を含みますので、
そういった話が苦手な方は即退避して下さるようお願い致します;

+++
そんなもったいぶって何の話かと言いますと、本日ふらりと立ち寄った美術展の内容についてでして。
現在、京都国立近代美術館にて行われています「椿昇 2004-2009: GOLD/WHITE/BLACK」。
何かちらーっと新聞で見たような見てないような記憶のまま、前知識もなく近くを通ったからついでに見ちゃえと飛び込んできたのですが、のっけから、なんじゃこりゃ的な巨大なオブジェが入り口でお迎えしてくれました。
1階の4分の1ほどを埋め尽くす、空気で膨らまされた風船のような物体が3階へと続く階段からだらーんと床までな。未だパンフを詳しく読んでいないので、結局あれが何だったのかはわからずですが、人間が科学の力で作り出した物の実物大なのだとか。白いウミウシにしか見えなかったですが(笑
微妙にそれが気に入って本展に向かいましたが、「ああ、まさに現代美術だった」という内容でして、作品に解説など何もなく、前置きもないものだから、一体テーマは何なのかさっぱり分からず仕舞いでした;
ただ、展示がカッコいいなーくらいの感想で(苦笑
今でも、ちらっと見たパンフの助けを借りて、作品を見たことに意味が湧いてきたというか何と言うか?
まぁ、本当情けない感じの感想しか出てこないのですが、一つだけ。

一つだけ、非常に衝撃的なものがありまして。
それが、GOLDと題された部屋で流されていた犠牲祭の映像。
部屋の3面の壁際に巨大なスクリーンがそれぞれ1枚ずつ。ちょっとずつタイミングをずらして同じ映像が流れています。そして、部屋の中央にはスターバックスのロゴマークがくるくると。
その犠牲祭の映像というのが、牛が首を掻っ切られるシーンでして;
部屋に入って先ず目に入ったのが、横になった牛の横顔。で、首に変な隙間が出来ていて、そこからどくどくと止め処なく液体が流れている、という絵でして・・・;;
白黒、というよりセピアだったのかな。色が無くて本当に良かった。あと、音声もただの街の喧騒見たいので良かった。あれが本当に生の映像だったら、冗談ではなく倒れたかもしれない。
一瞬、続きを、そして最初から見るかどうかをとても迷いました。入り口まで戻ったり、引き返したり・・・ 普段そういう迷いは全く無く、いつも全部見るようにしている為、とても自分でも信じられないくらい迷いました。
それくらい衝撃的だったのです。初めて、人間の死体の写真を見たときよりもひどく。
「死」に関わるものというのは、私の中でとても重要な位置を占めています。
それは、思春期に続けて近しい人を急遽失ったことや、元気だった祖父が老衰で弱っていく様を段階的に間近で見たことなどが心に刻まれたからなのでしょう。
それ以来、「死」に関するものに出会うたび、目を見開いて見てしまいます。
それがリアルなものになればなる程、立ち止まってしまう。
今回も、そういった気持ちが競り勝って、結局は全部見てみようと、いや、これは見ないと駄目だと思って、でも柱にもたれかかりながら見ていました。
暴れている牛を数人が取り押さえていて。まるで、木を切るようにぱっくりと傷が開いていって・・・
涙が出そうで、そのときに、「ああ、自分が食べる肉もこうしてやってくるのだ」とふと思いました。
そんなことを考えると、本当に菜食主義者になるしかないんじゃないのかという感じですが、そして単純にも、自分はきっと何も知らずに生きているのだと思わされました。わかっている気はしていたのに、それは全然検討違いのことで。
うん、展示全体の意味はわからなくても、こうやって一つ拾い物ができたことは大きかったのではないかと思います。
そして、あの展覧会、その映像に対して見る側に警告がなかったのが凄いなと。いや、私がもたれていた柱に英語で注意は書いてありましたが、そんなのに誰が気付くって。学芸さんも入り口に座っていただけだし。
普通は心臓に悪いから云々とうるさいくらい注意が入りますが、それを無くしているのが美術らしくて、いい展示じゃないかと思ったのでした。

もし、興味を持たれましたら、是非にとお勧めしておきます。3月29日まで。
あー、過去最高に長くなった気が・・・; お付き合いくださった方ありがとうございます。
誤字脱字、文脈不明など突っ込みは承ります。ううう、読み返しておりません・・・

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